これまでの歩み

老朽化が進行する恐れのあった旧合田家住宅（島屋）でしたが、「合田邸ファンクラブ」の活動（草刈り・掃除などの日常管理、公開イベントの企画、地域との連携や情報発信、見学者の案内など）により、息を吹き返しました。

そして、所有者である合田房生氏より多度津町に建物と土地が寄附されたことで、町全体の財産として本格的に保全・活用を検討するため、官民協働の「合田邸の保全・活用に向けた検討委員会」が始動しました。

2022年度からは、役場各課職員で構成されるワーキンググループを組織し、12月には「旧合田家住宅（島屋）緊急保全計画」を策定しました。

2016年  「合田邸ファンクラブ」設立

2017年  伝統的建造物群基盤強化事業（伝統的町並みの調査）開始

2018年  保存・活用事業計画に関する基本調査開始

2019年  緊急保全対策開始

2020年  当主 合田房生氏より町に対し建物と土地が寄附される

            「合田邸の保全・活用に向けた検討委員会」設立

2021年  「旧合田家住宅」10棟3基（店棟・正門・塀・主屋・書斎・大広間・離れ・

             洋館・蔵・土蔵・煉瓦倉庫・納屋・給水塔）が町指定有形文化財に指定さ

             れる

             地域の魅力磨き上げ事業における合田邸屋根修理工事の実施

2022年  検討委員会より町へ保全・活用策の提案

            多度津町役場職員で構成する「合田邸ワーキンググループ」設立

           「旧合田家住宅（島屋）緊急保全計画」の策定

            地質（ボーリング）調査の実施

主屋棟シロアリ被害部分補強工事（R5.6月まで）

2023年 企業型ふるさと納税による基金をもとに主屋棟食堂・和室・仏間・店棟及び

土塀の保全工事を実施する。

企業版ふるさと納税およびガバメントクラウドファンディングによる基金を

もとに離れ（えじぷとの間）棟 素屋根・足場架構 第1次調査＆保全工事を

実施中（R6.6月までの予定）。