今後の学校給食センター整備について

更新日:2022年03月16日

 多度津町学校給食共同調理場は、昭和55年12月(鉄筋コンクリート造)に竣工されもので、施設および設備の老朽化はもとより、耐震性の問題、園児・児童・生徒数の減少に伴う提供給食数の減少など様々な課題を有しています。

 そのため、平成25年度より町議会でも議論いただきながら、今後の学校給食センターの在り方について、検討してきたところです。

 これまでの検討内容は、より安全で安心な学校給食を子どもたちに提供するため、「耐震性を有する最適な施設の整備」、「衛生管理や検査体制の強化」、「食物アレルギー対応食など多様なニーズへの対応」、「費用対効果」、「建設適地」等であります。

 こうした中で、本町と同様な課題を有する善通寺市と琴平町とが協力して課題を解決すべく、1市2町の共同で調査研究の仕組みを整え、学校給食の安全確保のための点検・検査・指導や献立の作成などを行政が行うことを前提として、規模拡大のメリット(衛生管理の徹底が求められコスト負担の増大が予想される中、統合することでのスケールメリットによりコスト圧縮となる)や民間活力の可能性、共同学校給食センター設置および運営の効果について検討を行ってまいりました。

 これらのことについて、町としては、町議会に対して説明し、審議していただきました。その上で町議会に対して、「1市2町で共同して業務を行う」、「PFI方式で行う(民間の資金とノウハウを活用する手法)」との方向性で進めることを、総務教育常任委員会で本年3月31日に了承をいただいたところです。

 今後は、学校給食センターの整備について、より安全で安心な学校給食を提供するため、喫食時間を考慮した配送方法の検討、食育や地産地消等の推進のための手順および運営方法の検討を進めていき、町議会においても審議いただくとともに、町民の皆様には、進捗状況を町広報およびホームページ等でお知らせしてまいります。

PFIによる1市2町学校給食センター整備後も行政が引き続き行うこと

  • 行政が、食の安全を確保するため、学校給食衛生管理基準(文部科学省)等の安全基準の遵守の状況について、点検・検査・指導を行っていきます。
  • 行政が、献立の作成について直接責任をもって実施します。
  • これまで通り、栄養教諭・栄養技師を配置し、栄養教諭・栄養技師は子どもの栄養の指導および管理をつかさどります。
  • これまで通り、学校では食に関する指導を栄養教諭・栄養技師を要として教諭・養護教諭等全校職員で行います。

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