麻しん(はしか)について
麻しん(はしか)の感染事例が報告されています
麻しんについては、現在、海外における流行が報告されており、今般、国内においても、海外からの輸入症例を契機とした感染伝播事例が報告されています。今後、更なる輸入症例や国内における感染伝播事例が増加することが懸念されます。
麻しん(はしか)とは
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症として知られています。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
麻しん(はしか)は ワクチン接種が予防に有効です!
麻しんは、麻しんウイルスが感染しておこる感染症で、発熱や発疹などが主な症状です。 麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、日頃から麻しんのワクチン(一般的には MRワクチン)を受けていることが、予防に最も有効です。
- ワクチンを1回接種することで、95%の人が麻しんに対する免疫がつくと 言われています。
- 確実な免疫を得るためには、99%以上の人が免疫がつくと言われる 2回の接種がのぞましいとされています。
- 接種歴は、母子健康手帳で確認できます。
麻しん(はしか)の定期接種実施時期(MRワクチン)
1 回目:生後 12 月から生後 24 月に至るまでの間にある者
2回目:5歳以上7歳未満の者であって、小学校就学の始期に達する日の1年前の日から当該始期に達する日の前日までの間にあるもの
更新日:2023年05月24日