地域おこし協力隊(任用型)を募集します!

更新日:2024年11月05日

多度津町には高見島・佐柳島という2つの有人島があり、3年に1回開催される瀬戸内国際芸術祭では高見島が会場となっています。多度津町の島においても少子高齢化による人口減少が進んでおり、地域で力を合わせて2025年に開催される瀬戸内国際芸術祭を盛り上げていく必要があると考えています。また、同年には大阪・関西万博も開催される予定となっており、多度津町でも新たな観光コンテンツやインバウンドへの対応が必要となっています。

また、多度津町では、人口減少や高齢化による「地域力の低下」や新型コロナウイルス感染症による地域経済や地域コミュニティの減退が課題となっていました。それらを解決するためには、町内外の人、企業、団体のつながり強化や、「関係人口」と呼ばれる定住には至らないものの特定の地域に継続的に多様な形で関わる方々を創出する仕組みづくりも必要となります。多度津町では新たな仕組みづくりの1つとして、令和3年度より「まちのコイン『どっつ』」の運営を開始しました。今後、多くの方々に利用いただき普及させていくために、ユーザーの増加やスポットと呼ばれる企業・お店・団体などの登録の促進、「どっつ」を使って得られる体験・サービスのアイデア出しなどのサポートを必要としています。

上記の「観光振興(瀬戸内国際芸術祭等)」と「まちのコイン『どっつ』」を主な活動とし、情報発信の強化を図りつつ、多度津町を一緒に盛り上げてくれる方を募集します。

募集について

1.募集要項・応募用紙・地域おこし協力隊設置要綱

2.募集対象者

「多度津町地域おこし協力隊設置要綱」及び募集要項の全ての要件に適合する方を対象とします。

3.募集人数

1名

4.勤務・雇用条件

(1)雇用形態

多度津町地域おこし協力隊員として町が委嘱し、会計年度任用職員として任用します。

(2)主たる勤務場所

多度津町内

(3)期間

任用の日から令和7年3月31日まで

※ただし、相互に更新を希望する場合、3年間を限度に更新します。

(4)勤務時間

原則週5日 9:00~16:00(昼休憩1時間)

ただし、業務により、土日祝日勤務又は16時以降の勤務もあります。

5.報酬及び福利厚生

(1)報酬

月額210,000円(賞与年2回)

(2)社会保険等

町が健康保険(共済組合)、厚生年金保険、雇用保険、公務災害補償等に加

入します。

(3)住居

町があっせんします。ただし、自らの負担でその他の住宅を探しても構いません。

(4)活動車両

車両が業務に必要な場合、公用車を使用できます。

(5)兼業

兼業内容が地域おこし協力隊の活動の延長にあり、かつ、本来の活動業務に支障がないと認める場合に可とします。

6.申込方法等

(1)次の申込書類を郵送又は持参にて提出のこと。

□ 多度津町地域おこし協力隊応募用紙(別紙)

□ 企画書(任意様式)

□ 住民票の抄本

(2)書類提出先

〒764-8501

香川県仲多度郡多度津町栄町3-3-95 多度津町役場政策観光課

地域おこし協力隊担当 宛

(3)提出締切日

令和7年1月8日(水曜日)必着

7.選考方法及び採用方法・着任方法

(1)書類審査により、1次選考通過者を決定し通知します。

(2)1次選考通過者を対象に、応募から1週間から2週間を目安に随時面談を行います。

(3)面談は多度津町役場で行うこととします。

(4)上記の面談を踏まえ、採用の可否を通知します。

採用者には別途委嘱式の日程をお知らせしますので、それまでに引っ越しや住民票の異動の準備を完了してください。

委嘱後、速やかに住民票を異動させてください。

8.現地案内等(事前下見)

応募に際して、事前に「実際に多度津町を見てみたい」という方がおられましたら、日程調整の上、町職員がご案内しますので、下記問い合わせ先までご連絡ください。また、オンラインでの事前の質問・説明等も対応可能です。

※日程についてはご希望に添えない場合がありますので、ご了承ください。

※現地視察の際の旅費等は自己負担となりますので、ご了承ください。

9.問い合わせ先

多度津町役場政策観光課 担当:濱田

電話:0877-33-1116

Mail:seisaku@town.tadotsu.lg.jp

☆活動詳細☆

・瀬戸内国際芸術祭とは

瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代美術の国際芸術祭です。主催は瀬戸内国際実行委員会で会場は「瀬戸内国際芸術祭2025」において、秋会期の10月3日~11月9日に多度津町の高見島も会場となっています。

多度津町での暮らしをより豊かで、そして持続可能なものにしていくために、町内外の人や企業、団体との「つながり」を生み出し、それらを通貨である「どっつ」で「見える化」するためのスマートフォン用アプリです。

「どっつ」の使い方は、町やお店に良いことをして「どっつ」をもらい、貯めた「どっつ」で特別な体験・サービスを受けられる、という仕組みです。

特別な体験・サービスは、町内の店舗・企業・団体などが「スポット」として登録し、アプリ上に掲載することで、ユーザーが「どっつ」を使って受けられるようになります。

「どっつ」は、通貨ではありますが、換金性は無く、アプリ上で管理する通貨です。

3年間の活動内容イメージ

 

1年目

2年目

3年目

・多度津町及びまちのコイン研修

・瀬戸内国際芸術祭、大阪・関西万博に係る活動

・つながりづくり(まちのコイン「どっつ」)に係る活動

・観光分野と連携した活性化の取組

・上記に係る情報発信

・つながりづくり(まちのコイン「どっつ」)に係る活動

・観光分野と連携した活性化の取組

・上記に係る情報発信

・定住に向けての準備(事業準備等)

・つながりづくりに係る活動

・観光分野と連携した活性化の取組

・上記に係る情報発信

 

【1年目の活動内容例】

主に、以下の活動を町職員とともに行っていただきます。

(1)瀬戸内国際芸術祭、大阪・関西万博に係る活動

2025年の開催に向けて、観光コンテンツの開発、PR等を行っていただきます。

 

(2)まちのコイン「どっつ」に関する活動

1.スポット開拓

日常業務として、町内店舗・企業・団体等へ訪問し、まちのコイン「どっつ」の仕組みの説明や、活用アイデアの提案、スポット登録手続きのサポートなどの営業活動を行っていただきます。

2.登録スポットのサポート

日常業務として、登録スポットの活用状況のヒアリングや、体験作成へのアドバイス、アプリへの掲載サポートなどを行っていただきます。

3.イベント等での「どっつ」ブースの出展

町役場及び民間が実施するイベントで「どっつ」を活用してもらえる場合に、

イベント会場内での「どっつ」の利用促進や利用サポートを行うためにブース出展を行っていただきます。

(3)イベント・キャンペーンの企画・運営

町のつながりづくりのためのイベントやキャンペーンを企画・実施していただきます。

(4)ホームページ・SNS・アプリ等での情報発信の強化

つながりづくりを目的として、町公式ホームページ、SNS、まちのコインアプリ等での情報発信の強化を行っていただきます。

(5)新しい仕組みづくりの検討

観光分野と連携した活性化の取組として、新たなコンテンツの開発や民間の方と協力し、効果的なまちの情報発信を行っていただきます。

 

※1年目は町職員と主に(1)~(5)に関する活動を行います。なお、瀬戸内国際芸術祭、大阪・関西万博の期間中は主にそれらの活動を行っていただきます。その他の期間はつながりづくりの活動を行っていただくようになります。

※3年目は、定住に向けた準備を主に行います。(町内で事業を行う場合、起業支援補助金や拠点整備補助金などを活用できます。)その他は引き続き、つながりづくりの活動を行います。