多度津町は「ゼロカーボンシティ」を宣言しました
このたび本町は、令和4年3月2日開会の令和4年多度津町議会第1回3月定例会における丸尾 幸雄 町長による施政方針演説の中で、2050年までに本町における二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティ」に挑戦することを宣言いたしました。
<多度津町「ゼロカーボンシティ」宣言> (PDFファイル: 114.4KB)
背景
近年世界各地において、地球温暖化に伴う異常気象や自然災害が発生し、日本国内各地においても大規模自然災害の発生をはじめとした影響が生じています。
本町においては1892年に香川県立多度津測候所が設置されて以来、100年以上に渡って気象観測が行われておりますが、高松地方気象台によると本町の平均気温は100年あたり1.3℃の割合(統計期間1893~2019年)で上昇しており、また猛暑日・真夏日・熱帯夜が増加傾向にある一方で冬日が減少傾向にあることから、本町においても地球温暖化の影響が生じています。
このような状況を踏まえ、2015年に合意されたパリ協定では、「産業革命からの平均気温上昇の幅を2℃未満とし、1.5℃に抑えるよう努力する」との目標が、国際的に広く共有されました。
この目標を達成するためには「2050年までに二酸化炭素の実質排出量をゼロにすることが必要」とされていることから、現在日本政府は、「2050年までの脱炭素社会の実現」に向けて取り組んでおり、また「2050年までの脱炭素社会の実現」を目指すことを表明する地方自治体(ゼロカーボンシティ)も増加しており、日本全体で「2050年までの脱炭素社会の実現」に向けた動きが加速しています。
多度津町のこれからの取り組み
本町においては平成15年度に「多度津町地球温暖化対策実行計画(第1次)」を策定し、これまで町有施設等における二酸化炭素排出量の削減に取り組んでまいりました。これからは従来の取り組みに加えて「2050年までの脱炭素社会の実現」に向けた取り組みを推進する予定としています。
環境大臣からメッセージをいただきました
本町のゼロカーボンシティ宣言について、環境大臣からメッセージをいただきました。
<香川県多度津町_環境大臣メッセージ> (PDFファイル: 224.3KB)
更新日:2022年04月06日