○多度津町コンプライアンス条例施行規則

平成16年3月12日

規則第6号

(趣旨)

第1条 この規則は、多度津町コンプライアンス条例(平成16年多度津町条例第3号。以下「条例」という。)の施行に関し必要な事項を定めるものとする。

(職員の上司等への報告)

第2条 条例第3条第3項に規定する報告は、次の各号に掲げる職員の区分に応じ、当該各号に定める者に対して行うものとする。

(1) 次号から第3号に該当する者以外の職員

所属の長又は所属の長相当職の者

(2) 所属の長又は所属の長相当職の者

副町長

(3) 副町長及び教育長

町長

(不当要求行為等対策委員会の設置)

第3条 条例第4条第2項の規定に基づき、多度津町の業務執行における不当要求行為等を未然に防止するとともに、町としての統一的な対応方針等を定めることにより、町民及び職員(条例第1条に規定する本町職員をいう。以下「職員」という。)の安全と、公務の円滑かつ適正な執行を確保することを目的に多度津町不当要求行為等対策委員会(以下「対策委員会」という。)を設置する。

2 対策委員会は、委員長、副委員長及び委員で組織する。

3 委員長は副町長、副委員長は総務課長をもって充てる。ただし、副町長が不当要求行為等を受けたとする場合は、総務課長が委員長の職を行う。

4 委員は教育長及び所属の長等をもって充てる。

5 対策委員会は、必要に応じて委員長が招集する。この場合において、委員長は、必要があると認めるときは、第2項の規定にかかわらず当該不当要求行為等に関係する一部の委員で招集することができる。

6 対策委員会は、必要に応じて関係職員の出席を求めることができる。

7 対策委員会の庶務は、総務課において行う。

(所掌事務)

第4条 対策委員会の所掌事務は次のとおりとする。

(1) 次条の規定に基づく通知に関する対応方針及び事後措置の協議検討

(2) 前号の協議検討に基づく条例第8条に規定するコンプライアンス委員会への通知

(3) 不当要求行為等に関する情報交換及び各課の連絡調整

(4) その他対策委員会が必要と認める事項

(対策委員会への通知)

第5条 条例第4条第2項の規定に基づく対策委員会への通知は、不当要求行為等発生通知票(様式第1号)により、第2条第1号に定めるものにあっては所属長、同条第2号に定めるものにあっては副町長、同条第3号に定めるものにあっては町長が行うものとする。ただし、条例第3条第3項の規定のうち暴力行為等社会常識を逸脱した手段により要求の実現を図る行為に該当すると疑うに足りる相当な理由があると認められるときは、直ちにコンプライアンス委員会へも通知するものとする。

2 町長が条例第3条第2項に定める要求を受けた場合は、自ら対策委員会に通知するものとする。

(不当要求行為等)

第6条 条例第6条第2項に規定する「公正な職務の遂行を損なうおそれのある行為」とは、次に掲げるものをいう。

(1) 町が行う許認可等又は請負その他の契約に関し、特定の事業者等又は個人のために有利な取扱いをするよう要求する行為

(2) 入札の公正を害する行為又は公正な契約事務の確保に関して不適当な行為

(3) 本町の競争入札の参加資格を有する業者に関し、特定の業者の経済的な面における社会的評価を失わせる行為又はその業務を妨害するおそれのある行為

(4) 人事(職員の採用、昇任、降任又は転任をいう。)の公正を害する行為

(5) 町が行おうとしている不利益処分に関し、当該不利益処分の被処分者となるべき事業者等又は個人のために有利な取扱いをするよう要求する行為

(6) 前各号に掲げるもののほか、法令等及び要綱で定められた基準等の規定に違反する行為であって、当該行為により特定の事業者等又は個人が有利な取扱いを受け又は不利益な取扱いを受けるよう要求する行為

2 条例第6条第2項に規定する「暴力行為等社会常識を逸脱した手段」とは、次に掲げるものをいう。

(1) 暴力行為 身体の一部や器具を使って、故意に相手を傷つけようとする行為又は相手が恐怖を感じ、反論し得ない状況に追い込むほどの脅迫行為若しくは正常な業務が遂行できない程度の喧噪行為

(2) 正当な理由もなく面接を強要する行為 正常な状態で面談することが困難とし、断ったにもかかわらず、強硬に脅迫的言動をもって面接を強要する行為

(3) 粗野又は乱暴な言動により他人に嫌悪の情を抱かせる行為 大声又は相手を罵倒する言動等で、聞くに堪えない程度の不快感を与える行為

(4) 正当な権利がないにもかかわらず権利があるとする行為 権利若しくは提供を受けた役務に瑕疵がないにもかかわらず、瑕疵があるとし、若しくは交通事故その他の事故による損害がないにもかかわらず損害があるとして、又はこれらの瑕疵若しくは損害の程度を誇張して、損害賠償その他これに類する名目で金品等の供与を要求する行為

(5) 前各号に掲げるもののほか、庁舎等の保全、庁舎等における秩序の維持又は町の事務事業の遂行に支障を生じさせる行為

(コンプライアンス委員会の委員等)

第7条 条例第7条に規定するコンプライアンス委員会(以下「委員会」という。)の委員は、法令遵守体制に関して識見を有し、かつ、職員の職務遂行に関して公正な判断をすることができる者のうちから町長が委嘱する。

2 委員が欠けた場合の補充の委員の任期は、前任者の残任期間とする。

3 委員会に委員長をおき、委員長は弁護士をもって充てる。

4 委員は4名とする。

5 委員の中から委員の互選により副委員長を定める。

6 委員長は委員会を代表し、会務を総理し、会議の議長となる。

7 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故あるとき又は委員長が欠けたときは、その職務を代理する。

8 委員会は、委員長が招集する。

9 委員会は、委員の過半数が出席しなければ会議を開催することができない。

10 委員会の議事は、出席した委員の過半数でこれを決し、可否同数の場合は議長の決するところによる。

11 委員会の庶務は、総務課において行う。

(委員会の顧問)

第8条 委員会に顧問を置く。

2 顧問は、所轄警察署刑事課長の職にある者を充てる。

3 顧問は、委員会の要請に応じ会議に出席して意見を述べることができる。

(委員会への通知)

第9条 条例第8条第1項の規定に基づく委員会への通知は、対策委員会委員長又は副委員長が行うものとする。ただし、暴力行為等社会常識を逸脱した手段により要求の実現を図る行為に該当すると認められるときは、第5条の規定に基づき同条で定められたものが通知を行うことができる。

(委員会の調査)

第10条 委員会は、条例第8条第1項に規定する調査を行う場合にあっては、委員会に通知をした職員及び対策委員会から意見の聴取を行うとともに、関係者に対し必要な資料の提出を求め、又はこれらの者の出席を求めその説明若しくは意見を聴くことができる。

2 委員会は、前項に規定する調査を行う場合は、不当要求行為等を行った疑いのある者に意見陳述の機会を与えることができる。

3 前項の規定による不当要求行為等を行った疑いのある者の意見陳述は、口頭又は書面により行うものとする。

4 委員会は、第1項に規定する調査を行う場合において、不当要求行為等が職員の対応に起因すると認められるときは、慎重に調査するものとする。

(不当要求行為等の報告)

第11条 条例第8条第2項に基づく報告は、不当要求行為等があったと認めた理由又は不当要求行為等がなかったと認めた理由を明らかにして行うものとする。

2 委員会は、不当要求行為等が繰り返し行われ、又は公正な職務の遂行が著しく損なわれるなど、公正な職務の遂行を確保するため不当要求行為等を行った者に対して厳正な措置を講じる必要があると認めるときは、前項の報告を行う際に、当該不当要求行為等の報告内容を町民へ公表すべきことを意見として述べるものとする。

3 前項の意見には、公表の方法及び不当要求行為等を行った者の氏名の公表の有無についても述べるものとする。

(職員への配慮)

第12条 町長は、職員が第5条及び第9条の規定に基づく通知を行ったことにより、正当な理由なく不利益な取扱いを受けることのないよう必要な配慮をしなければならない。

(補則)

第13条 この規則の施行に関し必要な事項は、町長が別に定める。

附 則

この規則は、平成16年4月1日から施行する。

附 則(平成19年3月26日規則第5号)

この規則は、平成19年4月1日から施行する。

附 則(平成20年3月13日規則第12号)

この規則は、平成20年4月1日から施行する。

多度津町コンプライアンス条例施行規則

平成16年3月12日 規則第6号

(平成20年4月1日施行)